2015年04月03日

深夜残業の定義は?

深夜残業とは言葉の通り深夜に残業する事ですが、それではいつからいつまでが深夜になるのかというと、夜の22時から翌朝の5時までが労働時間に関しては深夜として扱われます。

ここでもう一つ注意する事があり、深夜労働と残業は別の扱いとなっており、労働基準法では深夜労働は通常勤務の1.25倍以上の賃金を労働者に支払う必要があり、時間外労働についても通常勤務の1.25倍以上の賃金を支払うように決まりがあります。深夜残業は深夜労働と時間外労働の二つが重なっているために、さらに通常勤務よりも多く賃金を支払う必要があり、1.5倍以上の賃金とするように定められています。

つまり、時間あたりでの賃金が2000円だったとすると、深夜残業を2時間した場合には1時間当たり3000円、二時間残業すれば6000円の残業代が給料に加算されるという事になります。これは通常の勤務での場合の話であり、もう一つ休日労働の場合はこれとは計算方法が異なります。休日の労働については賃金が1.35倍以上となり、これに深夜労働が重なるので1.6倍以上の賃金という事になります。

休日労働については注意があり、法定休日と法定外休日では休日の扱いが異なります。先ほど説明した1.6倍以上になるというのは法定休日に関する話であり、法定外休日の場合は1.5倍のままとなっています。法定外休日の残業を法定休日の残業として計算し、残業代が少ないと誤解しないように注意する必要があります。