2014年04月04日

固定残業代を超過した場合は?

企業で働く場合、勤務時間や休日などが決められているものですが、職種によっては、一か月に必ず一定の時間外労働をしなければいけない場合もあります。

本来、時間外労働をした場合には通常の賃金とは別に残業代が支払われることになっていますが、みなし残業代として一定の金額を毎月給与と一緒に先に支払っている企業もあります。みなし残業は残業をしたと仮定して支払われるもので、労働時間をしっかり把握しきれないような場合にも取り入れられていることがあります。

みなし残業は固定残業代が毎月支払われるもので、10時間分とか20時間分などの費用が先に支払われます。
残業代を固定で支払うことによって、事業者側としては一人一人の残業代を毎日計算する必要がなくなり事務手続きが楽になりますし、労働者にとっては残業をするしないに関わらず毎月必ず残業代が支払われるといった両者にとってメリットがあります。

もしも固定残業代を上回る時間外労働をした場合には、事業者側は別途超過分の残業代を支給する必要があります。残業代の支給に関しては労働基準法で細かく定められています。
労働基準法にはみなし労働という言葉は使われていませんが、固定残業代が法律の基準を満たしていれば法律違反とはなりません。

しかし、中には固定残業代を超えた時間外労働をしているのに、超過分の残業代を支払っていない事業者もいて問題になることもあります。
残業代が正しく支給されていない場合には、弁護士に依頼することで未払いの残業代が取り戻せることもあります。
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